みことばと共に行く
アドベント
2022
第1週
11月28日(月)コロサイ3:12
ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。
神さま。アドベントを日々行くにしたがって、あなたが私たちに与えてくださったキリストのいのち、キリストの模範にならおうと努めます。ことさらに。
あなたは私たちを選び、聖なる者とし、愛してくださっています。その事実に応えるために、慈悲深い人、親切な人、謙遜な人、柔和な人、寛容な人になりたいです。
イエスさま、私はあなたに倣っているのでしょうか。いえ、倣おうとしているのでしょうか。アドベントの第一週、御言葉から悔い改めることを学びます。
どうか、教えてください。変えてください。根本的に自己中心な考え方、生き方、思いを問うてください。それをもって深い恵みの世界へ導いてください。
11月29日(火)コロサイ3:13
互いに忍耐し合い、だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。
主よ。私に一番欠けていることは忍耐かもしれません。批判には言い返します。その批判をいつまでもためこみます。責めることばに耐える力がありません。
わたしだけなく、わたしの周囲の者たちをも憐れんでください、ぐっと忍耐し、かつ赦し合う余裕を与えてください。態度や言葉をもって傷つけあい、「傷つけられた」とわめきながらも、そもそも周囲を傷つけているのが「私」です。私の自己主張です。
なんとか、この抜け出せない課題に、あなたの大きな憐れみを注いでください。
アドベントの期間中、赦された者として忍耐し、赦す者とならせてください。あなたをお迎えした信仰者なのですから。
11月30日(水)コロサイ3:14
そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全です。
寛容であろうとして、親切であろうとして、私には愛がかけています。イエスさま、私はこれまで愛を注いで、ずいぶん傷つけられました。裏切られました。報われませんでした。
でも思うに、あなたもそうでした。
私を愛し抜いてくださったあなたは、私のために
いのちを注ぎだしてくださいました。
愛という、この結びの帯をさらに深く詳しく
教えてください。イエスさま、私はあなたの
ようではありませんから、上手にこの帯を
締めることができません。
いつのまに締めることもあきらしまった
ように思います。 愛の帯を締めて、散々な
目に遭うくらいなら、手を
つけないほうがいいと。
賢く愛することを教えてください。
私の愛が相手への押しつけとなりませんように。
私の愛が見返りを期待して、
不満へと発展しませんように。
愛が誤解されることがありせんように。
それでも、「これらすべての上に」愛をつけなさい、とおっしゃるあなたの言葉に心に刻みます。
そしてまた祈ります。
愛することが自然になりますように。
愛することが第一となりますように。
1日(木)コロサイ3:15
キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。
イエスさま、愛がむずかしければ、平和が支配するまでに届かなければ、私はこの最後のことばにかけます。「感謝の心を持つ人になりなさい」。
あなたは感謝の種を、
私の日常にちりばめて
おられます。日々の糧を
与えられたことも、
コロナに感染しても
乗り越えることが
できたことも、家族が支え
られていることも。
今年を振り返れば、とっても大きな感謝もあります。
私はアドベントを通して、感謝の種を育てます。
あなたの降誕をお祝いする日に向かって、一年守られた様々な出来事を思い起こさせてください。
そうして精一杯、小さな感謝も大きな感謝も
あなたにおささげします。
2日(金)コロサイ3:16
キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。
父なる神さま、もしキリストの言葉が私のうちに住んでいれば、イエスさまが試練に打ち勝ったように、私たちも試練を乗り越えていくでしょう。
もし御言葉を豊かに住まわせているなら、試練の中にあっても、世の出来事に振り回されていても、霊的に生き延びることができる、と信じます。
私の心は、馬小屋のように混沌としています。
でも、あなたをお迎えできるように、
場所を整えます。
小さな場所ではなく、
御言葉が豊かに住むほどの
場所を作ります。
せっかくのクリスマスですから。
しっかりとあなたの御言葉に心を留めます。
3日(土)コロサイ3:16
詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。
イエスさま、あなたがこの世界に来てくださったことをたたえる讃美歌が、世界にあふれる時が
やってきました。
私の好きな讃美歌が流れてきます。
時にうっとりと、これまでの人生で体験した
クリスマスを思い出させるかのようです。
しかし、感傷的な賛美ではなく、
感謝をもって心から
神に歌う、
そのような賛美の機会を
与えてください。
たとえそれが、オンラインの礼拝であっても、声に出せない状況でも、感謝をもって心から、あなたに向かって歌うことができますように。
コロナ禍のクリスマス、これで三回目です。
しかし私は賛美の霊を失っていません。
ですから、クリスマスの賛美は
格別な感謝をもって歌います。
あなたが私の救いのために御子イエスをこの世界に
送ってくださった
のですから。
あなたが私を
忘れずに、
顧みてくださったの
ですから。